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青砥稿花紅彩画(白浪五人男)縁の地探訪・日帰り

2005年5月29日 日曜日

 鎌倉市街に入って最初に見たのが、「稲瀬川」。舞台で観る「稲瀬川勢揃いの場」だと大きな川かなと思いがちですが、ガイドさんから「これです」と言われたのにどこに川があるのか解らないほど小さな川でした。隅田川を鎌倉にある稲瀬川に置き換えて本を書く河竹黙阿弥の凄さに驚かされました。 昼食のあと、鶴岡八幡宮、大詰に登場する「極楽寺」と序幕の「初瀬寺花見の場」の「長谷寺」へ行きました。 鶴岡八幡宮は、NHK大河ドラマ「義経」のせいか観光客で大賑わい。参道の途中の舞殿では、観光客に見守られて結婚式が挙行されていました。 極楽寺は、茅葺の山門をくぐる風情ある小さな寺ですが、今から七百年ほど昔の鎌倉期には七堂伽藍が整い、塔頭四十九院の大寺であったそうです。たび重なる火災で焼失し、現在の姿に再建された為か、舞台の「極楽寺屋根立腹の場」で見る極楽寺とは大違いでした。 長谷寺は、序幕の幕開きで桜が満開のお堂が登場しますが、実際もそのとおりで、本堂の周りに江ノ島名物「江ノ電」は桜の木が何本もあり四月に来たらきっと素晴らしい花見が出来ることでしょう。


今回の日帰り旅行は、白浪五人男の原作者・河竹黙阿弥は傾くことにより独創的な傑作歌舞伎を生み出したことを知る旅でした。

番外編

帰路の小田原市内で、歌舞伎十八番「外郎売」に登場する、「ういろう」(=透頂香(とんちんこう)という薬)を売っている「ういろう」という店を車窓から見ました。

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