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「盛綱陣屋」縁の地探訪・日帰り

2006年5月16日 火曜日

まずは、近江源氏・佐々木氏発祥の地、安土町の「 沙沙貴神社 ( ささきじんじゃ ) 」を訪ねました。あいにくの雨の中、宮司・岳眞杜さんが神社のあらましを説明。JR安土駅の南に、7000坪のうっそうとした森を境内にもち、中世から近江の守護・佐々木氏の氏神として、厚い信仰を受け栄えてきた神社です。平安・鎌倉期の様式を継承し、様々な建造物が重要文化財に指定され、随所に四ツ目結いの定紋が見られました。(この定紋は、舞台でも陣屋の襖や盛綱の衣装にあります。)安土といえば、天下統一を目前にして散った織田信長が築いた戦国最初の大天守閣を持つ安土城が有名ですが、城趾の石垣を車窓から眺め、昼食場所の近江八幡へ移動。八幡堀そばの150余年前・安政4(1854)年建築の近江商家を改装した「喜兵衛」で、近江郷土料理をいただきました。昼食が終わる頃には天気もよくなり、「瀬田の唐橋」※1、 良弁僧正開基 ( ろうべんそうじょうかいき ) で、紫式部縁の寺「石山寺」※2、大津・三井寺近くの大津絵の店「高橋松山」へ行きました。続いて、琵琶湖名勝の一つ「堅田の浮御堂」※3では、湖をはじめ周囲の山々の景観が抜群でした。最後に訪れたのが、湖西の坂本、穴太衆積みの石垣盛綱陣屋がこの近くと設定されています。比叡山延暦寺の門前町として栄えた坂本は、今も50余の里坊が残り、町中石垣の町である。ここの見どころは「 穴太衆 ( あのうしゅう ) 積みの石垣」で、大小の未加工の自然石を組み合わせた独特の石垣で、日吉大社・旧竹林院の前にある石積みを見学。

今回の日帰り旅行は、近江源氏・佐々木家縁の地を訪ねることが、近江八景の景勝地を知る旅でした。十月の顔見世が待ち遠しいですね。

近江八景

※1~3全て八景の内。室町期に関白・近衛政家によって制定された。
(1)比良の暮雪 (2)堅田の落雁 (3)唐崎の夜雨
(4)三井の晩鐘 (5)粟津の晴嵐 (6)瀬田の夕照
(7)石山の秋月 (8)矢橋(やばせ)の帰帆
((1)~(7)大津市 (8)草津市)

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